コラムColumn

ホーム>コラム
マーケティング

ホームページ制作・リニューアルに使える補助金まとめ【2026年版】

はじめに

「ホームページを新しく作りたいが、制作費用が高い」「リニューアルしたいが予算が確保できない」——中小企業にとって、WEBサイトへの投資は大きな経営判断です。

しかし、国や自治体が提供する補助金制度を活用すれば、ホームページの制作・リニューアル費用の一部を補填できます。補助率は制度によって異なりますが、費用の1/2〜2/3が補助されるケースもあり、実質負担を大幅に軽減できます。

筆者は中小企業診断士として補助金申請の支援を行っており、多くの中小企業がホームページ制作に補助金を活用して事業成長を実現する姿を見てきました。

この記事では、2026年時点でホームページ制作・リニューアルに活用できる主な補助金制度を整理し、申請のポイントと注意点を解説します。なお、補助金制度は年度ごとに内容が変更される場合がありますので、最新情報は各制度の公式サイトで必ず確認してください。

目次

1. ホームページ制作に使える主な補助金制度

2. 各補助金の比較と選び方

3. 補助金申請で採択されるためのポイント

4. 補助金を活用したホームページ制作の注意点

5. まとめ

ホームページ制作に使える主な補助金制度

小規模事業者持続化補助金

従業員20名以下(商業・サービス業は5名以下)の小規模事業者が対象です。ホームページの新規制作、リニューアル、ECサイトの構築などに利用できます。補助率は2/3、補助上限額は通常枠で50万円です。特別枠(賃金引上げ枠、卒業枠など)では200万円まで補助されるケースもあります。

この補助金の特徴は、ホームページだけでなく、チラシ作成や展示会出展費用など、販路開拓に関する幅広い経費が対象となる点です。ただし、ホームページ制作費のみでの申請は採択率が低い傾向にあります。事業計画全体の中で、ホームページがどのように売上拡大に貢献するかを明確に示す必要があります。

IT導入補助金

中小企業・小規模事業者がITツールを導入する際に活用できる補助金です。ホームページ制作は「デジタル化基盤導入類型」で対象となる場合がありますが、単純なホームページ制作は対象外となるケースがあるため注意が必要です。ECサイトの構築や、予約システム・顧客管理システム(CRM)と連携したWEBサイトであれば対象になりやすいです。

補助率は最大2/3〜3/4、補助上限額は枠によって異なりますが、最大350万円まで対象となる場合があります。

ものづくり補助金

製造業を中心とした中小企業が、新製品開発や生産プロセスの改善に取り組む際に活用できる補助金です。ホームページ制作単体では対象になりませんが、新製品・新サービスの開発とセットでWEBサイトを構築する場合は、関連経費として計上できる可能性があります。

補助率は1/2〜2/3、補助上限額は750万〜1,250万円と大きいのが特徴です。

自治体独自のホームページ制作補助金

東京都、大阪府、各市区町村など、多くの自治体が独自のホームページ制作補助金を用意しています。補助額は5万〜30万円程度と国の補助金に比べて小規模ですが、申請手続きが比較的簡単で、採択率も高い傾向にあります。

御社の所在地の自治体が提供している補助金制度は、「(自治体名)ホームページ 補助金」で検索するか、地域の商工会議所・商工会に問い合わせることで確認できます。

各補助金の比較と選び方

補助金の選び方

どの補助金を利用するかは、御社の事業規模、ホームページ制作の目的、予算によって異なります。

ホームページの新規制作やリニューアルを行いたい小規模事業者には、小規模事業者持続化補助金が最も利用しやすいです。ECサイトの構築やシステム連携を含むWEBサイト構築であれば、IT導入補助金が適しています。新製品の開発と合わせてWEBマーケティングに投資したい製造業であれば、ものづくり補助金を検討してください。

複数の補助金に同時に申請することはできませんが、年度をまたいで別の補助金に申請することは可能です。まず小規模事業者持続化補助金でホームページの基盤を構築し、翌年度にIT導入補助金でシステム連携を追加するといった段階的な活用も有効な戦略です。

補助金申請で採択されるためのポイント

補助金で採択されるためのポイント

補助金の申請は事業計画書の作成が核になります。採択される事業計画書には共通するポイントがあります。

自社の強みと市場機会を明確にすること。 自社が持つ技術力やサービスの強みが、市場のどのような需要に応えられるのかを論理的に説明します。SWOT分析を用いて自社の立ち位置を整理することが有効です。
ホームページ制作と売上向上の因果関係を数字で示すこと。 「ホームページを作れば売上が上がる」では説得力がありません。「ターゲットキーワードの月間検索ボリュームが○○件あり、上位表示により月間○○件のアクセスが見込める。問い合わせ率を△%と想定すると、月間○件の新規問い合わせが期待できる」のように、数字の根拠を示してください。
実行可能性を具体的に示すこと。 誰が、いつまでに、何を実行するかのスケジュールを明記します。制作会社の選定基準や、社内の運用体制も計画に含めると、審査員に「この計画は実行できる」という印象を与えられます。

中小企業診断士などの専門家に事業計画書の作成支援を依頼すると、採択率が大幅に向上します。専門家費用も補助対象となる制度が多いため、活用を検討してください。

補助金を活用したホームページ制作の注意点

補助金には重要な注意点がいくつかあります。

事前着手は原則NGです。 補助金の交付決定前にホームページ制作に着手してしまうと、その費用は補助対象外となります。制作会社との契約は、必ず交付決定の通知を受け取った後に行ってください。
実績報告が必要です。 補助金は申請して終わりではありません。事業終了後に実績報告書を提出し、実際に計画通りの取り組みを行ったことを証明する必要があります。制作費用の領収書、成果物(完成したホームページのスクリーンショット)、効果測定のデータなどを保管しておいてください。
補助金ありきでホームページを作らないこと。 「補助金が出るからホームページを作ろう」ではなく、「事業成長のためにホームページが必要であり、その費用負担を軽減するために補助金を活用する」という順序で考えてください。補助金の有無に関わらず必要な投資かどうかが判断基準です。

まとめ

ホームページ制作・リニューアルに活用できる補助金制度は複数あり、正しく活用すれば実質負担を大幅に軽減できます。小規模事業者であれば持続化補助金、IT導入を伴う場合はIT導入補助金、製造業の新製品開発と合わせるならものづくり補助金が候補となります。

採択のポイントは、ホームページ制作が事業成長にどう貢献するかを数字で示すことです。補助金申請の事業計画書は、経営戦略を整理する機会にもなるため、たとえ採択されなかったとしても、作成する過程そのものに価値があります。

補助金を活用したWEB集客をお考えの方へ

SAコンサルタントは、中小企業診断士が補助金申請の支援とWEBマーケティングを一体的にサポートします。

SAコンサルタントの特徴:

  • 補助金申請からWEB集客まで一括支援 — 事業計画書の作成支援、ホームページのSEO戦略策定、公開後の集客支援までワンストップで対応します
  • 中小企業診断士による事業計画書の作成支援 — 採択率向上のための事業計画書を共同で作成します
  • 完全成果報酬型のWEBマーケティング — 補助金で構築したホームページからの問い合わせ増加を、成果報酬型でさらにサポートします

補助金の制度選びからご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。

無料相談のお問い合わせはこちら →